GORDIAN KNOT ゴルディオスの結び目
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イタリア奇聞


 いやあ、うすくひらいた鯵をからっと揚げるとおいしいですねー。頭はもれなく、
 猫が食べます。



  IMG_0507.jpg
                                   愛しの猫たち。うち二匹(中央)に「名前はまだない。」


 本題はあとで補足します。


















1. Rockefeller Reveals 9/11 FRAUD to Aaron Russo
2. Illuminati (english version)      
3. BBC Reports Live that WTC7 has fallen, yet it still stands  
4. Loose Change 9/11 documentary part 1
5. How the ILLUMINATI made Obama President 1/9   
6. Steve Jackson Interview Part #1/4( illuminati card game creator)    Interview on Off The Hook just after the secret service case Steve Jackson creator...
7. Bird Flu Hoax Pt. 1 
   The Bird Flu is surrounded by hype and misinformation, and it's hard to know exact...

  
団扇の少女 Girl with a fan

gordianknot_fc2_com


油彩で画を描いています。この絵は、アトリエにたまたまあった北斎の絵柄の入ったうちわを入れてみました。ふたつのスタイルでちょっと遊びがあるということになっているかとおもいます。
 (写真から肖像を描く注文も受けます。サイトが落ちてしまっているのでこれしか見本がないですけど。高さ一メートルくらいで1000ユーロほどです。又イタリアから送るので送料がかかります。・・)


 なにか絵について書いてみます。


  ウィリアム・ブーグローもまたひとつのドラマなのだとおもう。それは、まさしく彼が前衛的な画家たちにアンチ・テーゼとして卑下されたからこそ、そうなのだろう。じっさいには彼は「最後の絵画」とも呼びうるものだったろうし、たしかにひとつのポエジーだったのだ・・・。


 ぶつぶつ・・。



 

Eric Satie







 

 
白玉たち


 はじめて白玉と天ぷらをつくってみましたが、結構うまくいきました。



 雲の峰ひかる彼方の鳥ひとつ         慈治




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Photo work by (c)Gigi gordianknot.blog74.fc2.com and Sarina da Vicenza
谷崎潤一郎と宮沢賢治の短歌

twilight silhouette by Ilikethenigh





 前回、おさらいをしてから前進と書いたのだが、谷崎潤一郎の和歌の回を抜かしていたので、谷崎氏のものを復習するほかにもうひとつを加えて、さらに宮沢賢治の和歌の鑑賞を始めようと思う。
 それにしても、批評めいたことを行うのは自分にとって和歌においてやりたい、よいと思う指標をできるだけ明確に確認するために、論理のかたちでその理念を刻んでみているというわけである。


・・・・・・・・・・・・・・・


  宮沢賢治
 


 賢治の和歌はこだわりない口語的な要素もあるがだいぶ古典的な要素も強い。独特な感覚的要素は童話や口語詩から予想されるよりは少なく、むしろ国語的には彼の作物のなかで一番変則性がなくてわかりいい。それに、近代の短歌において口語的なリアリズムの獲得と同時に危うくなった感覚的な詩の質ということについては、比較的にほかの歌人より立ち勝っているということができるように思う。賢治の場合は万葉調や何かへの執着も固定的にはないし、逆に裸の口語的リアリズムとでもいうような、改革的な主義を感じさせるモダニズムも読み取れない。
 


木々の芽はあまりにも青し薄明のやまひを出でし身にしみとほり


どこまでも検温器のひかる水銀がのぼりゆく時目をつぶれりわれ 
    

                                       

 検温器の歌はまるで途中までが口語詩であるような趣になっている。どことなく流行歌風にロマンティックに決まっている、というようにも読める。ドラマということ、しかし写生和歌としてのリアリズムが基底にある。全体としてそこにあるのは「病気だ、どうにもならんか」というせちがらいことである。
 輝く水銀という綺麗なもの、しかしそれが冷酷なことがらを示しているのであって、作者は見ていられないのである。

 病気関連の歌はたぶん数的には多くなっているが、病気や医療器具の名称などを織り込んだものは、やまいだから感慨があるのは暗黙の了解というほどのものなのだが、しかしやはりうまく詠まれていることはまれだと思う。それは正岡子規や石川啄木が思い切りぶっきらぼうにそういうことをも詠んだのは、その行為自体の新しさが味や意味をもったこともあろうし、またこれらの作家の人格や歴史性をふまえて感じられるものがあるのだと思うが、原理としては「散文的」でまずいものだと思う。つまり感慨ある体験であるといっても報告的な文面を詩として通すという慣習になればそれは芸としては退化であろう。かといって観念的な美辞麗句で飾るというよりは、感覚的な側面から詠むということが必要なのではないだろうか。
 




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


谷崎潤一郎


 今絶ゆる母のいのちを見守りてお関と父はよびたまひけり   


 切々としていて、何とも言えない。古風なものがまだその余風をのこす時代にあってこのような歌い方は新鮮であったろうと想像するが、斉藤茂吉氏の「たらちねの母は死にたまふなり」よりも、茂吉氏の理論に沿った上で、枕詞なしでも、より一層万葉的なのだと言う事もできるのではないだろうかと思う。(つまり、「たらちね」の歌はもっと様式的な完成度があるが、こちらの歌のほうがむしろより「観入」ということがそこにあると思われる。)



 茅淳の海の鯛を思はず伊豆の海にとれたる鰹めしませ我妹    


 こまかな詮索はいちおう前回にした。とにかく洒脱で一種の傑作であると思う。いかにも恋人に戯れているという感じのものである。吾妹ワギモ(わたしの親愛なる女[ひと])ということばが、ここではたとえ冗談めかして言っているとしてもぴたりとはまっており、うまく万葉調を獲得していると言えるのではないだろうか。





Photo by Ilikethenight on flickr
和歌とそれから

tree by ulan25 on flikr




ここに月五首ほど短歌を出して研鑽していこうと思っています。 六月の五首。



たそがれに松の浮かべるイタリアに色さまざまの人のいとなみ

なまぬるき夏の夕ぐれ松の葉は天に向かひて迷い気もなし

初夏のつめたき心ぬくみけりわれの思ひに答へる便りに

夏さむき風しむ身なり月しろく街を見下ろし懸かる夕空

聞く耳もなき夜の闇にひとはみなこころの叫びつくし続けむ



                              七月二日記す    GiGi









それから、U2の歌を一曲訳して、平板なものですが、返し歌として短歌をつくってみました。



かへしうた

あたらしき年に入りたるこの世界変はることなし君とあらまし



New Years Day - U2


新らしい年のおとずれた今日の日は静かで
白雪に覆われた世界はいとなみをはじめる
日も夜もわかたず僕はきみのそばにいたい
新年のこの日なにもかわりはしない、なにも

僕はもういちど君と一緒になる
もういちど・・・ 君と一緒になる

血のような赤い空のもとで
白と黒とにわかたれた群集
腕組をした選ばれた猛者たち
新聞は告げる
それはほんとうに起きたことだと

それでも僕たちは切り抜ける事ができる
いまはふたつに切り裂かれていようとも
もういちどひとつであることができるはず

僕はもういちどはじめよう
もういちど・・・始めるんだ

僕たちはこれが黄金時代だと告げられた
人々は黄金にくるわされ戦争をくりかえす
僕はただ君のそばにいたい、夜も昼もなく
あたらしい年が来て・・何ひとつ変わらない

年があらたまるこの日に
新しい年が来たこの日に


邦訳・GiGi









New Years Day - U2

All is quiet on New Year's Day.
A world in white gets underway.
I want to be with you, be with you night and day.
Nothing changes on New Year's Day.
On New Year's Day.

I... will be with you again.
I... will be with you again.

Under a blood-red sky
A crowd has gathered in black and white
Arms entwined, the chosen few
The newspaper says, says
Say it's true, it's true...



And we can break through
Though torn in two
We can be one.

I... I will begin again
I... I will begin again.

Oh, oh. Oh, oh. Oh, oh.
Oh, maybe the time is right.
Oh, maybe tonight.
I will be with you again.
I will be with you again.

And so we are told this is the golden age
And gold is the reason for the wars we wage
Though I want to be with you
Be with you night and day
Nothing changes
On New Year's Day
On New Year's Day
On New Year's Day





Fratellis--henrietta.jpg



それと、「小さなリスト」 Listina 。最近とむかしの、おもにブリティッシュ・ロックです。





Description: listina !
Track Listing:
1. Mr Brightside
2. Flathead
3. Grace Kelly
4. Lollipop
5. Are You Gonna Be My Girl
6. Look what you've done
7. Lay Down The Law
8. Carlifornia Girls
9. Air
10. Emaline
11. Carnival
12. erase and rewind(remix)
13. Killer Queen


Anchor che col partire  -  Everytime we say goodbye








Anchor che col partire                       別れの時

Cipriano de Rore (1515-1565)             チプリアーノ・デ・ローレ


Anchor che col partire                 アンコール ケ コル パルティーレ
Io mi sento morire,                     イオ ミ セント モリーレ。
Partir vorrei ogn'hor, ogni momento; パルティール ヴォレイ オニオール、オンニ モメント−
Tant'e il piacer chi'io sento             タンテ イル ピアチェール キオ セント
De la vita ch'acquisto nel ritorno.         デ ラ ヴィタ ケアクィスト ネル リトルノ。
E cosi mill'e mille volt'il giorno,          エ コジ ミッレ ミッレ ヴォルティル ジョルノ
Partir da voi vorrei;                  パルティーレ ダ ヴォイ ヴォレイ −
Tanto son dolci gli ritorni miei.          タント ソン ドルチ リ゛ィ リトルニ ミエイ 



Whenever we part again                  なれと別れるそのたびに
I feel near to death,                     われ死なむかと思ほゆる。
I wish to part every moment,               いつも別れをのぞむほど 
such is the plesure I feel                  かくもよろこび大いなる
in the life I gain on returning,              また会ふときに得るいのち。
and thus a thousand times each day          ちたびももたび一日に    
I would part from you,                    なれと別れむことねがふ
So sweet are my returnings.                また会ふことの甘美さよ。


   Translation : E. Hargis                     邦訳・GiGi



イタリアのルネサンス期の古楽「Anchor che col partire(アンコール・ケ・コルパルティーレ)」の歌詞冒頭は、ジャズの歌曲「Everytime We Say Goodbye」とおなじなので、対照させてみた。

 イタリア語については、とにかくローマ字読みでほとんど大丈夫だが、Gliだけはそのままカタカナにできない(ギに近いリ)とおもったのでリ゛ィなどと書いた。(ただし現代イタリア語では「i ritorni」になるから変化がちがったらしい?)
 アポストロフォが途中に入っている語は音便でつながっていてこの用法は現代イタリア語にはあまり残っていないようだ。おなじく動詞の語尾のreをrにしてみじかくする語法もやや残っている。
 Tantoが日本語の「たんと」(たくさん)と対応しているが、ここでは英語のSuch「こんなに」の意味らしい。伊和辞書にもその用法がある。
 anchor は古イタリア語における ancora のようで、ほかにChosì (Così) というのもあった。












Everytime we say goodbye


Every time we say goodbye,
I die a little,
Every time we say goodbye,
I wonder why a little,
Why the Gods above me,
who must be in the know.
Think so little of me,
they allow you to go.

When you're near,
there's such an air of spring about it,
I can hear a lark somewhere,
begin to sing about it,
There's no love song finer,
but how strange the change from major to minor,
Every time we say goodbye.


By Cole Porter





さよならを言うそのたびに
こころはすこし死んでいく
さよならを言うそのたびに
わたしはなぜと問いかける
天にまします神様は
すべてを知っておられても
わたしにこころをお向けでない
あなたを行かせてしまうから


あなたがそばに居るときは
春の息吹が身をめぐる
そしてさえずるひばりの声
歌いはじめる恋のうたは
ならぶものないうつくしさ
なのに長調は短調にかわる
さよならを言うそのたびに


邦訳 : GiGi

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