GORDIAN KNOT ゴルディオスの結び目
仲秋や Autunno inoltrato
 


  
  こないだイタリアのテレビはドキュメンタリーが多くて充実していると書いたのだが、じっさいその次の日にはダイアナ妃のものを見ながらコマーシャルのときはべつのチャンネルでチャールズ皇太子の母エリザベス二世についてのものを見ることができた。ダイアナ妃の物語には高潔なものがあると同時にひじょうに人間的で卑近なものがある。じっさいにはメディアがいろんな側面を暴き立てたということもあるだろうし、陰謀説があるとしてもやはりあの最後の事件はメディアの責任やモラルについてのつよい意識を喚起し続けてほしいと感じる。

 (ただ番組を見ていて思ったのが、テレビ番組のBGMで有名な曲ばかりを使うと非常にわずらわしいということだった。それらの曲はつよいイメージをそれぞれ持っているので本編への意識をそらされてしまう。それなので最後に「風のなかのともし火のように」と言って "Candle in the wind" が流れ出したときには、ひきこまれていたのだが「もういいよ」と言ってテレビを切ってしまった。)

 とにかく、 映画、外国のものをふくめた刑事や法廷もののドラマ、クイズ番組に並んでドキュメンタリーが多くて勉強になるのだが、日本の場合のようにスタジオのトークに解消してしまうようなところがない(専門家はむしろ必ず登場する)。これは反応や考えることも同時にテレビに任せていると解釈できる気もするが、どちらにせよ自分については個人的にそのほうが精神的に不消化になっていると感じる。また時間を十分にとっていてどれも日本の特別番組くらいの長さがある。ドキュメンタリーはすくなくともきっかけとして感情的な興味・関心のほうからさまざまな領域を学び知ることができる大事なものだと思う。

 つづく。

Copyright © 2005 GORDIAN KNOT ゴルディオスの結び目. all rights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ 専門学校
BlogItalia.it - La directory italiana dei blog